冬登山と野生動物撮影 SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

昨日、酔っぱらった友人からLINEで冬の登山の誘いを受けたので登山と野鳥撮影について思い出を書きます。

野鳥撮影のフィールドの代表といえば『山!』と答える人も多いのではないでしょうか?

筆者もよく山林を訪れ撮影しております。何年か前になりますが、その話を聞いた登山好きの友人から登山の誘いを受けました。

山に行くといっても基本は車で目的標高の駐車場に向かい、ハイキングコースなど多少整備された道を歩きながら探鳥するのが多いです。

たしかに何時間も歩き続けることはありますが、登り下りはさほどないフィールドでの撮影が多いです。というか基本的にバードウォッチャーカメラマンは高齢な方が多いので、ポイントを決めて三脚を構えてボーッとして、、、じゃない、静かに鳥を待つ方が多いように思えます。

しかし、私は初心者向けの山だからという友人を信じ、冬の登山をすることにしました。

登山グッズは特に持ってなかったので、服装はあるもので適したものを友人からアドバイスをもらい選び、登山靴のみ購入しました。

レンズはあまり重いと大変かと思い、軽量コンパクトな SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO を持っていくことに。ちなみに当時のカメラは、はじめて買った一眼レフ PENTAX K-70 でした。

季節も季節だったので『頂上、雪積もってたりしないよね?』と聞きました。

すると『さすがに積もらないでしょ』と、このプリケツの言葉に

PENTAX K-70/SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO 広角端70mmで撮影

『そうだよなー』と雪がほぼ降らない地域なので安心して現地に向かいました。

現地に着き、登山口から少し登ったところでルリビタキさんに遭遇!

PENTAX K-70/SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO 望遠端300mmで撮影トリミングあり

メスの地味な色も結構好きです。

そこそこ近かったのですが、ぶれてますねー。

そして、しばらく登って行くにつれ、あれ?と

PENTAX K-70/SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO 広角端70mmで撮影

もう少し登って

PENTAX K-70/SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO 広角端70mmで撮影

うっすら積もってるやん!ということで下山するか話し合い、頂上から近かったようですが、少し登ると膝下まで積もっていたので頂上はあきらめることに…

途中二人とも足がつってしまうなどトラブルもありましたが、頂上付近で食べたカップヌードルはほんとに美味しかった。山で食べる食事はなんであんなに美味しいんでしょうね。雪山は特に美味しい気がします。

休憩し、下山しているときに

冗談で『熊とかでたらどうしよ』

『冬眠してるやろ』と話していたら…

急に立ち止まり黙る友人…

『なんや熊か?』とふざけてたずねると

目の前に…

PENTAX K-70/SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO 望遠端300mmで撮影

いや、まあ、ニホンカモシカですよ。

でも、このときはじめて見たんですよ。

望遠で撮ってるので肉眼じゃ熊にしか見えなかったです。その前の会話があったので脳内で熊に変換されてました。

数秒か数十秒たって二人とも熊ではないことに気づきましたが、ほんとに焦りました。

このあと、誘われて2,3回山に登りましたが、ほんとに登山は何が起こるか分かりません。

事前に天候などしっかり情報を集めて、出掛ける前には、家族や知人に場所とスケジュールを伝えましょう。

しかしこのレンズ、オートフォーカスはボディ内モーターなのでうるさいですが、安価だし、軽くて登山にはもってこいのレンズです。加えてペンタックスのカメラの耐寒性能は素晴らしいです。

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